藤井家の檜

出典: ののいち地域事典

藤井家の檜(ヒノキ)

(野々市町本町3丁目)

 庭の築山にあるヒノキは、地上1.3mの幹周りが4.85m(径約1.5m)を測る大きなものです。地上1.7mで幹は二つに分かれ、上部は伐採されていますが樹高は約17mです。家の方は「500~600年は経っている木と伝え聞いている。」と話されていました。

 ヒノキの巨樹は意外に残されておらず、県内のヒノキでは金沢市二俣町本泉寺の幹周り3.6mのものが最上位に位置づけられています(『石川県の巨樹』)。藤井家のヒノキは双幹ですがこれを上まわるもので、野々市町の巨樹の一つとして貴重なものと言えましょう。

 ヒノキは日本の特産種で、その材は芳香があり建築・家具・船舶・彫刻などに使用されています。昔は、火をおこすのにこの木を用いたので「火の木」と名付けられたそうです。

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