田中家のタモ
田中家のタモ(野々市町粟田2丁目)
文明6年(1474)の初夏、蓮如上人が吉崎から四十万の善性寺をたずねる途中、当家で休憩したときに法衣をかけられたと伝えられるタモの樹です。
蓮如は、在家の説教場であった田中家の縁先でしばしの休息を得、暑さで汗ばんだ法衣をぬいでタモの樹にかけたといわれ、その時に書かれたとされる「南無阿弥陀仏六字の名号」が伝わっています(富奥郷土史)。
タモはトネリコ・ヤチダモなどの異名で、ヤチダモ(谷地だも)は、モクセイ科の落葉高木、トネリコ類の一種と辞書にあります。